商品名 | 神奈川県産小田原みかんゼリー |
内容量 | 180g |
販売時期 | 通年 |
保存方法 | 常温・冷暗所(冷蔵保存を推奨) |
使用果実 | 小田原産みかん |
小田原で栽培されているみかんは、主に「大津」「藤中」「青島」などの品種の温州ミカンで、
他に早生系や晩柑系( 甘夏、ネーブル等) も栽培されています。「大津」と「藤中」は湯河原町生まれの神奈川県ブランドのみかんです。
温州ミカンは中国浙江省の温州が原産というのではなく、温州にちなんで命名されたもので、
原生地は鹿児島県長島という説が有力です。浙江省からミカンが伝来した地の熊本県八代と同じく肥後国であったこと、
1936年に推定樹齢300年の古木が発見され、この木が接木だったことなどが根拠となったようです。
温州ミカンは美味しさと種のない食べ易さから江戸時代後期より栽培が行われるようになり、
明治時代に入ると、それまで一般的だった紀州ミカンに代わって、和歌山県はもとより、愛媛県や静岡県等でも栽培が本格化していきます。
温州ミカンは温暖な気候を好むので関東以南の暖地で栽培されていますが、柑橘類の中では比較的寒さに強いようです。
1991年にオレンジの輸入自由化が始まり、円高も重なったので輸入量が増大し、みかんの栽培は危機を迎えましたが、
各産地では生産調整だけでなく、価格が高い極早生や独自の品種への切り替え等で乗り切りました。
世界最大のみかん産地は中国浙江省の寧波市から南部の一帯で、日本全体の生産量は約100万トンと言われ、上位は和歌山県と愛媛県、静岡県です。