商品名 | 山形県産ラフランスゼリー |
内容量 | 180g |
販売時期 | 通年 |
保存方法 | 常温・冷暗所(冷蔵保存を推奨) |
使用果実 | 山形県産ラフランス |
ラ・フランスは日本独自の呼び名の洋梨ですが、1864年にフランスのクロード・ブランシェ氏が発見した品種で、明治36年に農商務省農事試験場園芸試験地に同じ西洋梨のバートレットなどの受粉用として導入されました。
花から結実までに時間と手間がかかるということで、もっぱら受粉用として用いられていたようですが、バートレットの缶詰が出回るにつれて次第に生食の需要が高まり、ラ・フランスの美味しさが見直され世に広まりました。
現在、日本で作られる洋梨の中では最も沢山作られている品種で、洋梨全体の65%を占めていますが、フランスなどヨーロッパでは、手間がかかりすぎるということで栽培されなくなってしまいました。
青くて実の固いうちに収穫されますが、果肉にはデンプンが含まれていて、この状態で食べると硬くゴリゴリした食感でおいしくはありません。しかし、通常4℃の低温で1週間~2週間ほど予冷し、その後1週間くらいの追熟期間を経ると、デンプンが糖分に変化し、ビタミンBやCも増えてきます。
また、ペクチンが熟すとともに水溶性に変化するため、とろけるようななめらかな肉質になって美味しくなります。
11月から12月頃が食べ頃の時期で、糖度が14~15度にもなりますが、やさしい酸味があるので甘ったるくはなく、芳醇な香りがあり濃厚な味わいです。
主な産地は山形県で、次いで長野県、岩手県、福島県となっていますが、山形県が全国の7割近くを生産しています。