商品名 | 国産ブルーベリーゼリー |
内容量 | 180g |
販売時期 | 通年 |
保存方法 | 常温・冷暗所(冷蔵保存を推奨) |
使用果実 | 国産ブルーベリー |
ブルーベリーは、野生種が太古からある酸性土壌などの不毛地で群生する植物で、野生動物や鳥によって種子が運ばれて自然交配が繰り返され、世界中に400種以上が分布していると言われています。
北アメリカの先住のインディアンは、野生のブルーベリーを生で食べたり、乾燥して保存食としましたし、料理の材料や、葉や根を煎じたブルーベリー茶を薬として用いるなど、いろいろ利用してきました。17世紀初頭、アメリカへの入植者が北東部に移住してきましたが、この地域は気候が厳しく用意してきた農作物は育たず困窮しました。
入植者を救ったのは先住インディアンで、とうもろこしの栽培や自生している野生のブルーベリーの採取と加工・保存法を教えました。また、入植者たちも疲れを癒すためにブルーベリー茶を愛飲したそうですが、ブルーベリー茶には血液の浄化作用があることが知られています。
栽培面積はアメリカが最多で、次にカナダ、チリが多く、オーストラリア、ニュージーランド、北欧・東欧諸国やロシアなどでも栽培されています。もともとこれらの地域にも野生種があったのですが、近年、高品質で気候適応性に優れた品種の栽培が試みられ、アメリカ種が導入されているようです。
日本では、1951年(昭和26年)北海道農業試験場がアメリカから導入したのが始まりと言われています。1968年に東京小平市に日本初のブルーベリー園が作られましたが、1980年代後半には、水田の転作や山間地向けの奨励作物として新潟・長野など栽培に適した高冷地をはじめ各地で栽培されるようになりました。