商品名 宮城県産いちごゼリー
内容量 170g
販売時期 通年(数量限定)
保存方法 常温・冷暗所(冷蔵保存を推奨)
使用果実 宮城県産いちご(生鮮のピューレ)

紀元前3,800年頃のスイスのトゥワン遺跡で出土品の中からイチゴの痩果が発見され、古代より各地で野生イチゴを食用にしていたことが伺えます。
古代ローマではすでにイチゴの栽培が行われており、14世紀から16世紀にはいくつもの品種が栽培されていたといわれています。
日本で流通しているイチゴは、ほぼ全てがオランダイチゴ系ですが、18世紀前後にオランダのある農園がヨーロッパの植物園などに持ち込まれていた北米産のバージニアイチゴ とチリ産のチリイチゴを、交配して作り出した品種です。

日本には江戸時代にオランダ人によってもたらされました。イチゴが一般に普及し、本格的に栽培され始めたのは1872年(明治5年)ころからのようです。
「いちご」の語源ははっきりしませんが、『本草和名』『倭名類聚抄』『日本書紀』などに、古名と思われる記述があり、オランダイチゴが導入される以前は、野いちご全般を指していたようです。

品種は昭和50年代から西の「とよのか」、東の「女峰」といわれた二品種が代表格でしたが、各県試験場などによる品種改良はめざましく、「とちおとめ」「章姫(あきひめ)」など続々と優秀な品種がでています。

日本での生産量は年間約20万トンで、日本各地で生産されています。
露地栽培の場合の収穫期は主に3~ 4月頃で、ハウスによる促成栽培の場合は10月下旬から翌年5月頃です。
通常は畝に作付けしますが、ハウス栽培では台などで苗の高さを上げ負担を軽減する栽培や、水耕栽培も行われています。

可食部は花托(めしべの土台)の発達したもので、表面に分布する小さな粒々が果実です。
甘みがあるため果物として位置づけられることが多いのですが、草本性の植物なので野菜として扱われることもあります。
ビタミンCが豊富で、抗酸化物質として知られるポリフェノールの一種のアントシアニンも含まれています。