商品名 神奈川県産桜ゼリー
内容量 180g
販売時期 2月~5月
保存方法 常温・冷暗所(冷蔵保存を推奨)
使用果実 神奈川県産八重桜(塩、梅酢漬け八重桜)

卒業・入学・異動など、別れと出会いの季節を彩る桜は、日本人にとって特別な花です。
食用に使われる桜花は、花びらが多く濃いピンク色が特徴の八重桜で、おもに関山という品種が使われます。
神奈川県小田原市と秦野市はその塩漬けの全国有数の産地で「かながわの名産100選」にも選ばれています。

4月中旬から下旬に八分咲きのところを摘み取ります。摘まれた八重桜の多くは小田原市内の漬物製造会社が買い上げ、梅干の製造で出た「梅酢」と塩を入れて漬込みます。
漬込んだ桜花が食べられるようになるのは1カ月以上過ぎてからで、退色を防ぐために冷蔵庫で保存され、一年を通じて販売されます。

結納や結婚式などの慶事では、よく桜茶が用いられます。少し塩を振り落とした花を湯呑に入れ、白湯を注ぐと、湯呑の中に桜が咲くように花が開き、薄紅に染まった色とほのかな香りが華やかな席を引き立てます。

以前はこの桜茶用に出荷するのがほとんどでしたが、近年、多彩な使われ方が増えてきており、懐石料理やちらし寿司、混ぜご飯やお吸い物・酢の物、和菓子などに重宝されるほか、パスタや洋菓子などの新たなニーズが増え、「スパークリングワイン」「八重桜塩ポン酢」「アイスクリーム」「プリン」などの加工品も作られています。